環境省レッドデータブックの準絶滅危惧(きぐ)種に指定されている猛きん類「ミサゴ」が兵庫県姫路市打越付近に生息していることがわかった。早朝、犬の散歩中によく見かけるという近くの画家、寺前高明さん(51)は「夜明けとともに現れる。飛行する姿も美しい」と話している。

 同省によると、ミサゴはタカ科でトンビとほぼ同じ大きさで、頭から腹にかけて白い羽で覆われているのが特徴。川やため池の小魚などを餌にしているが、農薬の影響などで個体数の減少が懸念されるという。

 市自然観察の森の担当者は「初夏はミサゴの子育ての時期。近くに巣があるかもしれず、温かい目で見守ってほしい」と話していた。

2009年5月23日  読売新聞)
枝で羽を休めるミサゴ(姫路市打越で)